2011年03月02日
自衛隊でもゆるキャラブーム
みなさんお久しぶりです
今日は自衛隊でも俗に言う「ゆるキャラ」がブームですので、この場を借りて少しばかりご紹介したいと思います。
先月初旬、福岡にあります自衛隊福岡地方協力本部に行ってきました
自衛隊福岡地方協力本部は、我々、自衛隊宮城地方協力本部と同じく、自衛隊と各都道府県の皆様との窓口として自衛官の募集や各種広報イベントを行ったりと様々な業務をしている部署です
その福岡地本(私達は各地方協力本部を”地本”と呼んでます)では、下ののキャラクター「ピコット」君が各種イベントで大活躍しております
福岡地本の廊下でお客さんを歓迎するピコット君(身長は約160cmだとのことですちなみに陸の制服を着てます。)
これは玄関にいたピコット君です。こちらは航空のパイロットのjコスチュームです。
福岡地本でのピコット君の活躍の様子は、自衛隊福岡地方協力本部のWebサイトでご覧になれます
興味のある方はぜひこちらを見てみてください
なお、自衛隊宮城地方協力本部でも、昨年11月ごろにゆるキャラを公募させていただき、現在選考作業中です
きっと今年のイベントにはピコットに負けない勢いで活躍していきますので、お披露目はいましばらくお待ちくださいね
2011年01月07日
岩手・宮城内陸地震の爪あとを研修して・・・
今回は22年10月に行った「岩手・宮城内陸地震」の被災地研修の様子をお伝えします
TVでは、駒の湯温泉で生き埋めになられた方々のことが結構放映されてましたので、皆さん駒の湯温泉のほうは良くご存知の方もいるのではないでしょうか
私はこの研修で、その駒の湯温泉ともう1つ大きな崩壊のあった「荒砥沢ダム」の現場に行ってきました
初めてこの2つの現場を目にしましたが、改めて地震のパワーのすごさを目の当たりにしたという感じでした
テレビではあまりそのすごさは分らなかったというのが正直なところですが、今回、地元栗原市の職員の方々や、研修につきそって下さった自衛隊協力団体の方々のおかげで、被害の細かい様子も聞くことができました
まずは、荒砥沢ダムの現場からご紹介します。
驚いたのは、下の航空写真の左側にある南北1300m×東西900mもの地域にある土砂が、地震の振動でそのまま南にある荒砥沢ダムの方向に滑るように流れこんでいるのです
写真の右側には崩壊後の様子が写されていますが、ダムの北側に土砂が流れ込んでいるのが分ります。
何でも、地元の協力団体の方のお話では、この地域には昔、鉱山があったため、山に坑道がたくさんあり、そのせいで地震動による土砂崩壊の度合いも大きかったとのことです
実際の崩落現場の写真はのような感じでした、、、
なお、これは余談ですが、何でも栗原市の方々は、この被災地跡を自然公園(観光名所)としてPRしようと考えているそうです
地震で被害があったとはいえ、被災地を観光名所として活用しようと考えているのは、復興に向けて前向きにとりくむ姿勢が力強く出ていて、なんだか嬉しい気持ちになりました
次は駒の湯温泉跡地の様子です
当時は小さな温泉宿があったのですが、(下の写真は被災前の温泉の航空写真です)
今では当時玄関前にあった1本の樹の面影だけしか残っていませんでした・・・
ちなみに、上の写真の右側に写っている崩壊した斜面の方向から土砂が流れてきて、温泉宿を飲み込んでしまったということでした
(亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします)
今回の研修で、「私達は地震の多い国に住んでおり、常にその被害と隣あわせにある」ことを痛感するとともに、「自衛隊は災害派遣に即応できるように準備と訓練をしておかなければならない」ことを改めて再認識させられました
2010年12月08日
マスコットキャラクターの公募終了しました!
みなさん、かなりご無沙汰してました いかがお過ごしだったでしょうか
ひさしぶりにブログの更新をしてみました
今回のネタですが、つい先日、我が自衛隊宮城地方協力本部で募集しておりました「マスコットキャラクター」の公募が終了しました
なかなか応募が来なくて心配だったのですが、「河北新聞」さんのご協力もあって、皆様に合計30点近い作品をご応募していただくことができました この場をかりてお礼を申し上げます ありがとうございました~~~~~
( 河北新聞さんが掲載してくださった記事はこちらからご覧いただけます)
これから急ピッチで選考作業を進めて、一日も早くマスコットキャラを誕生させたいと思いま~す
応募してくださったみなさん、選考結果につきましては追ってご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちください
そして、ブログをご覧のみなさん、結果を楽しみにしていてくださいね
続きを読む
ひさしぶりにブログの更新をしてみました
今回のネタですが、つい先日、我が自衛隊宮城地方協力本部で募集しておりました「マスコットキャラクター」の公募が終了しました
なかなか応募が来なくて心配だったのですが、「河北新聞」さんのご協力もあって、皆様に合計30点近い作品をご応募していただくことができました この場をかりてお礼を申し上げます ありがとうございました~~~~~
( 河北新聞さんが掲載してくださった記事はこちらからご覧いただけます)
これから急ピッチで選考作業を進めて、一日も早くマスコットキャラを誕生させたいと思いま~す
応募してくださったみなさん、選考結果につきましては追ってご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちください
そして、ブログをご覧のみなさん、結果を楽しみにしていてくださいね
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2010年10月28日
宮城地本マスコットキャラ大募集!!
みなさん 聞いてください
世の中にはいろいろな組織や団体が存在します。そういった団体には必ずといっていいほど、PRのためのマスコットキャラとか、ゆるキャラと呼ばれるキャラクターがいます
これは我々自衛隊でも同様でして、日本全国にあります各自衛隊地方協力本部にも、実はいろいろなキャラクターが存在しているのです
※例えば・・・
札幌地方協力本部さんのキャラクター「がんばるベアー」
青森地方協力本部さんのキャラクター「チポンちゃん」
東京地方協力本部のキャラクター「トウチくん」
大阪地方協力本部のキャラクター「まもるくん」
福岡地方協力本部のキャラクター「ピコット」
といった具合に、全国各地に様々なキャラクターが存在しております
(こういったキャラクターは、全国各地で開催される地元のお祭り等の各種イベントでPRのために活躍してます)
そして今年、我が自衛隊宮城地方協力本部でもようやくマスコットキャラクターの作成に着手しようという企画が持ち上がりました(とはいっても、上司は「お前やれ」と私にのたまわれただけでして、それを実行していくのは私の仕事なのですが・・・ まあぐちぐち言ってても始まりませんので、とりあえず企画だおれしないことを神に祈りつつ、この企画を始めた次第であります どこに行っても中間管理職はつらいもんですねえ~ 無論、それは我々自衛隊も同じであります)
ちなみに企画の概要としては、以下のようになっております
【応募方法】
1 応募フォーム(こちらから確認できます)を印刷し、必要事項を記載して郵送
2 応募フォームの内容をハガキに記載し投稿
3 描画ソフトやCGで作成したマスコットをデータ添付して必要事項を記入の上、Eメールで送信
【募集キャラの条件】
1 自衛隊をイメージしやすく、宮城の名所・特産品等をモチーフとすること。
2 形状ができるだけシンプルで、かつインパクトがあること。
3 できれば3~5名で1グループを作れること。
※ 以上のことを踏まえていれば萌え系・マスコット系問いません!
もちろん、みなさんが考えてくださった作品の中から見事デザインを採用された方には、自衛隊オリジナルグッズをはじめとして、ヘリコプターや戦車、護衛艦など普段では乗ることのできないものや、見ることのできない場所などにご案内させていただくといった豪華賞品を用意しております
また、採用させていただきましたマスコットキャラは、我々宮城地本がこれから宮城県内のいろいろな場所で行うイベントで、活躍させていただきます(あなたのデザインしたキャラクターが着ぐるみとして活躍するなんていうこともありうるので、デザイナーとして名前が有名になることもあるかもしれませんよ)
※マスコットキャラクターの公募に関する詳しい内容は、この記事の一番下に掲示しておりますパンフレットをご覧になるか、こちらのページをご覧ください自衛隊宮城地方協力本部公式サイトへ
皆様奮ってのご応募をお待ちしてます
続きを読む【応募方法】
1 応募フォーム(こちらから確認できます)を印刷し、必要事項を記載して郵送
2 応募フォームの内容をハガキに記載し投稿
3 描画ソフトやCGで作成したマスコットをデータ添付して必要事項を記入の上、Eメールで送信
【募集キャラの条件】
1 自衛隊をイメージしやすく、宮城の名所・特産品等をモチーフとすること。
2 形状ができるだけシンプルで、かつインパクトがあること。
3 できれば3~5名で1グループを作れること。
※ 以上のことを踏まえていれば萌え系・マスコット系問いません!
もちろん、みなさんが考えてくださった作品の中から見事デザインを採用された方には、自衛隊オリジナルグッズをはじめとして、ヘリコプターや戦車、護衛艦など普段では乗ることのできないものや、見ることのできない場所などにご案内させていただくといった豪華賞品を用意しております
また、採用させていただきましたマスコットキャラは、我々宮城地本がこれから宮城県内のいろいろな場所で行うイベントで、活躍させていただきます(あなたのデザインしたキャラクターが着ぐるみとして活躍するなんていうこともありうるので、デザイナーとして名前が有名になることもあるかもしれませんよ)
※マスコットキャラクターの公募に関する詳しい内容は、この記事の一番下に掲示しておりますパンフレットをご覧になるか、こちらのページをご覧ください自衛隊宮城地方協力本部公式サイトへ
皆様奮ってのご応募をお待ちしてます
2010年07月17日
自衛隊宮城地方協力本部の携帯サイト立ち上げました~(^^)/
最近、日中は暑い日が続いてますね みなさんはいかがお過ごしでしょうか?学生の皆さんはもう少しで夏休みになるので、待ち遠しい毎日を過ごされてるのではないでしょうか(まあ、始まってしまうとあっという間なんですけどね・・・)
ブログ作者である私はといいますと、今回、仙台港で行われる海上自衛隊の護衛艦の一般公開の準備に加え、学生さんの夏休みに合せて宮城地本で行う各種イベントの準備が重なって、死にそうなくらい多忙すぎる毎日を送っております
(どれくらい多忙かといいますと、朝仕事がはじまったと思ったら、ふと気づいたら仕事の就業時間が終わっている。。。なんていう有様です。ちなみに、今日は昼に急遽会議が入って昼食抜きになりました)
とはいっても、皆さんに「今回のイベントは楽しかった~」と言ってもらうための苦労ですので、そこは仕方ないと思ってます(実際、イベントに来られた方々が楽しそうにしてるのを見ると、なんだかうれしくなります)
話は本題に移って、今回、お知らせしようと思ってますのは、我が宮城地本にもようやく「携帯サイト」が出来上がったのです
このITの時代に何を今更と思う方もいらっしゃるでしょうが(私も「今までなぜなかったのか」と首をひねってました。)、このサイトは、私が去年8月に宮城地本に転勤してきてから構想を練り、今回、うちの新人の海上自衛官(彼のページはこちらをご覧ください)がホームページビルダーやFTPと格闘して(ちなみに彼は今年の4月に宮城地本に転勤してきたばかりで、パソコンの知識は皆無といってもいいほどの素人でした)、ようやく今回立ち上げたものです
やはり今時の高校生や大学生は、パンフレットやポスターのQRコードから携帯サイトで情報を得るといったように、PCでネットをみるよりももっと軽易な形で情報を得る傾向にあるのではないかと思います(逆を言えば、手軽でなければ情報として伝わりにくいということでしょう)
だからこそ、この携帯サイトは我々にとって、宮城県にお住まいのみなさんにもっと自衛隊のことをしってもらうためのツールとしては、非常に強力だといえるわけです
もちろん、まだ立ち上げたばかりなので、内容的には物足りない部分が多数あるとは思いますし、これからその存在を普及していかなければなりませんので課題は多いのですが、これからどんどん改良して内容も充実させていきたいと思ってますので、長い目でみてお付きあいいただければ助かります
またこのサイトは、「自衛官になってください」といった募集情報の発信よりも、「まずは自衛隊のことをしってもらおう」ということで、皆さんに参加していただけるイベント情報を発信することを目的に運営してますので、定期的にチェックしていただいて、「おっ、何かおもしろそうなことやってるじゃん」というイベントにはぜひ足を運んだり、応募していただきたいと思います。
皆さんこれからちょくちょく「宮城地本携帯サイト」の方をチェックしてみてくださいねよろしくおねがいします
続きを読む2010年06月21日
気仙沼市の「氷の水族館」へ救助の手を!
先日、6月19日の土曜日、気仙沼市にある「氷の水族館」へ我々、自衛隊宮城地方協力本部が救助に向かいました
続きを読む
※氷の水族館の詳細はこちらからhttp://www.okamotoseihyo.jp/art_result/uminoichi/
「一体、何のことか」といいますと、同水族館に展示されていた「南極の氷」が、長年の歳月を経たせいで気化して小さくなり、消失の危機にあったところを我々が聞きつけ、今回、しらせが持ち帰った氷の一部を贈呈させて頂くことで危機を救ったという訳なのです
※「asahi.com(朝日新聞社)さんの写真を引用
※詳しくは、朝日新聞さんのWeb記事に掲載されておりますので、ご覧ください
ここからが裏話なのですが、実は今回なくなりかけていた氷も、我々が数年前にこの博物館に贈呈させて頂いたもので、「再度譲ってほしい」という話が昨年くらいから出ていたのです
しかし、この救助劇にも裏ではかなりの苦労があり、当初は実現困難かと思われました
というのも、今回、しらせが新しくなり、船の保冷庫が小さくなったため、持ち帰れる氷の数が以前よりも少なくなったという理由で、当初は南極の氷の配分が我々のところには全くなかったのです
けれども、「氷の水族館」の南極の氷がなくなりつつあるという危機を救わないわけにはいきません 我々としても海上自衛隊などとかけあって粘りづよく交渉を続け、なんとか氷を配分してもらえるように話をつけることができ、今回ようやく「氷の水族館」の危機を救うことができたわけです(めでたし、めでたし)
まあ、なんだかんだいっても、地元のみなさんをはじめ、この「氷の水族館」を訪れる県民の皆さんに喜んでもらえるのなら、こんな苦労は大したことないんだと思います これからも我々は、地域の皆さんのよろこんでくれるような活動を日々していけるようにがんばっていきたいと思います。
追伸:実は私、この「氷の水族館」はるるぶ等で見たことはあっても、まだ実際に行ったことはないので、今度ぜひ観に行ってみたいと思います 私と同じようにまだここを訪れたことのないみなさんも、ぜひ一度我々の贈呈した氷を観にいってみてくださいね
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2010年06月12日
ヘリ体験搭乗の様子(※6.12(土)AM)
6月12日(土)午前9時から12時にかけて、今年度初めての陸自ヘリコプターの体験搭乗を行いました
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朝はが多くてどうなることかと思いましたが、最初のフライトが始まるころにはが出てきて、梅雨時期とは思えないくらいに晴れて、絶好の天気になったのは、今回参加された皆さんの日頃の行いがよかったからなんだと思います
※しまいにはが全くなくなり、日差しが暑いくらいでした 本当に梅雨入りするんですかね
体験搭乗は2機のヘリコプターを使って行いまして、総勢60名の一般公募で当選された方々に乗っていただくことができました
私はパイロットでありながら、ヘリコプターを操縦することもなく(寂しい限りです)、宮城地本のPRマンとして地上で参加者の皆さんに陸自の持っている「映像伝送ヘリ」について説明させて頂きました
見学された皆さんの様子を伺う限り、高校生や大学生、そして小さいお子さんも、写真を撮ったり、ヘリの操縦席や後席に座って「せま~い」とか「すご~い」とか感動してもらえたようでしたので、説明した甲斐はあったのかなと思ってます。
(この映像伝送ヘリは、災害発生時に被災地の情報を撮影して映像として首相官邸に届ける等、真っ先に活躍する大切なヘリなのですが、あまり皆さんには知られていないので、今回の説明でその重要性を少しはわかっていただけたのではないかと思います 同時に我々もまだまだPR不足だなと痛感しました)
我々の体験搭乗は、年に4~5回行っていますので、皆さんも次回乗れる機会があるかもしれませんよ
2010年06月06日
「南極の氷」贈呈先、募集中!!
皆さんは、「しらせ」という海上自衛隊の船をご存知ですか
この船、実は建造費は「文部科学省」が出しているのですが、その設計、契約そして運用は「防衛省」がおこなっているという、一般の方からすると、「何で?」と思ってしまうような形で作られて運用されている船です。
この「しらせ」、実は2008年7月30日に退役(第49次南極観測隊で最後)し、現在は2代目の「しらせ」が就役中なんです
話は変わって、このしらせが今年2月に南極から帰ってきまして、南極からいくつか「氷」を持ち帰ったんです
そして、その内のいくつかを、我々、自衛隊宮城地方協力本部におすそわけしてもらえることになりまして、我々としては「やはりこの氷は県民の皆さんに還元すべきだろう」という結論に至って、この度、公募により贈呈しようという話になったわけですよ
皆さんはなかなかお目にかかったことはないと思いますので、若干ご紹介させてもらうと、南極の氷というのは
「数万年前に降った雪が長い年月をかけて少しずつ圧縮されて形成されるため、通常の氷より密度が高く溶けにくいのですが、溶け出すと圧縮されていた数万年前の空気が「プチプチ」と音を立てて弾け出してゆく」
ような現象が見られます
また、もう少しマニアックな研究者になると、この「南極の氷」に封じ込められた空気や有機物等から、何千年前もの南極の状態を調査することも行っているようです 北大低温科学研究所のページより
まあ、ここまで専門的ではなくとも、ちょっと普通の氷とは違うわけですから、学校の理科の授業で使うにはとても良い教材だと思いませんか?
そこで、県内の小・中学校、そして高校の先生方に朗報です いますぐ、我々のホームページからはがき、FAX又はEメールで応募していただき、この教材をゲットしてみませんか?(ちなみに、応募期限は6月18日(金)までです)
教え子たちに「先生、どこで見つけてきたの?すご~い」といわれることうけあいだと思いますよ。皆さんのお申込みをお持ちしてます
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