2010年12月29日
はばたけ!!将来の幹部自衛官たちよ!
ご無沙汰してます
最近ブログの更新がおろそかになってしまいましたが、私もようやく冬休みに入り、時間と気持ちに余裕が出てきたところで、この記事を書いております
(冬休みの間に、できれば2010年の出来事の内、ブログに掲載できていなかったものを少しずつご紹介していきたいと思います。)
というわけで、その第1回目(2回目、3回目と続けられると良いのですが・・・)は、2010年10月中旬に行いました「関東地区の自衛隊の部隊」と「防衛省」を研修した際の出来事について、少しお話したいと思います
中央即応集団に所属する一般大学から入隊した幹部自衛官に積極的に質問をする学生さん
(みんなには事前に質問内容を考えてもらってましたので、かなり活発に質問が飛び交ってました)
初日の研修の最後には、事業仕分けで取り上げられた「陸自広報センター」にも寄りました
(体験的に、陸上自衛官が訓練時などに背負っている重さのリュック(背のうといいます。)を背負ってます。)
その他にも海上の歯科幹部候補生に採用予定の学生さんは、三宿にある自衛隊中央病院にいきましたし、航空自衛隊の幹部候補生(この学生さんはパイロット要員でもあります)で採用予定の学生さんは、入間基地にいったのですが、写真は職場のにあるので持って来れなかった都合上、割愛させていただきます。すみません
2日目は、研修参加者全員で東京市ヶ谷にある防衛省に研修に行きました
(下の写真は正門を入ってすぐのところで、概要説明を受けている様子です。現場の部隊とは一転して、オフィス街のような官公庁の雰囲気が漂いまくってます)
今回の研修の極めつけは「陸上幕僚監部」の「防衛部長」から、直接、自衛隊の話やご自身が幹部自衛官になった理由などを聞くことができたことだと思います
(皆さんはご存知ないでしょうが、「陸上幕僚監部の防衛部長」というのは陸上自衛隊ではかなり偉い人です 踊る大捜査線で言えば、映画の4作目の「室井さん」と同じくらいのはずです、たしか あと、余談ではありますが、防衛部長は”東大卒”とのことでした)
この後、防衛部長はご多忙にもかかわらず、学生の皆さんと昼食までご一緒してくださり、部隊で勤務していた時代の経験談などを気さくにお話してくれました。
(注:研修の受け入れをお願いしたのは、「新防衛大綱」がこれから決定するかどうかといった時期で、非常に業務が立て込んでいたはずだと思います 感謝に耐えません↓)
こんな感じで、今年の研修は終わったわけではありますが、今回の研修に参加してくれたみんなからは、「自衛官の仕事というものがイメージできた。」とか、「自分も将来、研修で懇談した先輩達のようになってみたい。」などと、良い感想をいっぱい頂くことができました
最後になりますが、最近は不況のせいで、「大学生や高校生の就職難がひどい」と言われて久しい状況です。
こんな状況では、学生さんたちは「夢」や「希望」もっての就職というよりも、常に「現実」と「不安」にさいなまれて就職活動や就職をする状態が続いているのではないかと思います。
「こんな世情なのに勝手なことを言って」とお怒りになる人もいるとは思いますが、自衛官募集を仕事とする私一個人の心情としてあえて言わせて頂けば、これから自衛隊の幹部になってくれる彼らには、ぜひ「夢」や「希望」を持って日本のために羽ばたいて欲しいと強く思います。
そして、この研修で見たことや聞いたことのわずかでも、将来、彼らが幹部になったときに何かしらの役にたってくれれば幸いです
最近ブログの更新がおろそかになってしまいましたが、私もようやく冬休みに入り、時間と気持ちに余裕が出てきたところで、この記事を書いております
(冬休みの間に、できれば2010年の出来事の内、ブログに掲載できていなかったものを少しずつご紹介していきたいと思います。)
というわけで、その第1回目(2回目、3回目と続けられると良いのですが・・・)は、2010年10月中旬に行いました「関東地区の自衛隊の部隊」と「防衛省」を研修した際の出来事について、少しお話したいと思います
この研修は、毎年、自衛隊幹部候補生学校に入校予定の皆さんを対象として自衛隊宮城地方協力本部が主催しているものです。
もちろん、研修といっても遊びに行っているわけではなく、将来、自衛隊の幹部となる学生さん達に、自分達がこれから「自衛官としてどんな人生を歩んでいくのかをイメージアップ」してもらったり、「自衛隊に入ることに対する不安をできるだけ解消」してもらったりすることで、安心して自衛隊に入ってもらい、心おきなく幹部候補生学校で頑張ってもらうために行っているのです
今年の研修には、2011年の4月から陸・海・空各自衛隊の幹部候補生学校に入校する7名もの学生さんが、忙しい学業の合間をぬって参加してくれました
研修内容は、受け入れ先の部隊の業務の都合等にあわせて、毎回変わるのですが、今回は次のような日程で行いました
1日目 研修参加者の採用区分にあわせてグループ分けを行い、各自衛隊の部隊や機関を研修
2日目 市ヶ谷の防衛省で働く陸上、海上、航空自衛官との懇談や、彼らから自衛隊での勤務等についての説明受け
今回のスケジュールの特徴としては、初日に「現場で働く自衛官の様子」を見てもらった後、2日目に市ヶ谷の防衛省で「防衛行政に携わる自衛官の様子」をみてもらうことで、幹部候補生学校卒業後からだいたい10~15年後くらいまでの勤務内容が大雑把にイメージできるように計画してみました
では、実際の研修の様子を一部ではありますが、写真をあわせてご紹介していきたいと思います
陸上自衛隊の朝霞駐屯地にある中央即応集団で、防衛部長から説明を受ける皆さん
もちろん、研修といっても遊びに行っているわけではなく、将来、自衛隊の幹部となる学生さん達に、自分達がこれから「自衛官としてどんな人生を歩んでいくのかをイメージアップ」してもらったり、「自衛隊に入ることに対する不安をできるだけ解消」してもらったりすることで、安心して自衛隊に入ってもらい、心おきなく幹部候補生学校で頑張ってもらうために行っているのです
今年の研修には、2011年の4月から陸・海・空各自衛隊の幹部候補生学校に入校する7名もの学生さんが、忙しい学業の合間をぬって参加してくれました
研修内容は、受け入れ先の部隊の業務の都合等にあわせて、毎回変わるのですが、今回は次のような日程で行いました
1日目 研修参加者の採用区分にあわせてグループ分けを行い、各自衛隊の部隊や機関を研修
2日目 市ヶ谷の防衛省で働く陸上、海上、航空自衛官との懇談や、彼らから自衛隊での勤務等についての説明受け
今回のスケジュールの特徴としては、初日に「現場で働く自衛官の様子」を見てもらった後、2日目に市ヶ谷の防衛省で「防衛行政に携わる自衛官の様子」をみてもらうことで、幹部候補生学校卒業後からだいたい10~15年後くらいまでの勤務内容が大雑把にイメージできるように計画してみました
では、実際の研修の様子を一部ではありますが、写真をあわせてご紹介していきたいと思います
陸上自衛隊の朝霞駐屯地にある中央即応集団で、防衛部長から説明を受ける皆さん
中央即応集団に所属する一般大学から入隊した幹部自衛官に積極的に質問をする学生さん
(みんなには事前に質問内容を考えてもらってましたので、かなり活発に質問が飛び交ってました)
初日の研修の最後には、事業仕分けで取り上げられた「陸自広報センター」にも寄りました
(体験的に、陸上自衛官が訓練時などに背負っている重さのリュック(背のうといいます。)を背負ってます。)
その他にも海上の歯科幹部候補生に採用予定の学生さんは、三宿にある自衛隊中央病院にいきましたし、航空自衛隊の幹部候補生(この学生さんはパイロット要員でもあります)で採用予定の学生さんは、入間基地にいったのですが、写真は職場のにあるので持って来れなかった都合上、割愛させていただきます。すみません
2日目は、研修参加者全員で東京市ヶ谷にある防衛省に研修に行きました
(下の写真は正門を入ってすぐのところで、概要説明を受けている様子です。現場の部隊とは一転して、オフィス街のような官公庁の雰囲気が漂いまくってます)
今回の研修の極めつけは「陸上幕僚監部」の「防衛部長」から、直接、自衛隊の話やご自身が幹部自衛官になった理由などを聞くことができたことだと思います
(皆さんはご存知ないでしょうが、「陸上幕僚監部の防衛部長」というのは陸上自衛隊ではかなり偉い人です 踊る大捜査線で言えば、映画の4作目の「室井さん」と同じくらいのはずです、たしか あと、余談ではありますが、防衛部長は”東大卒”とのことでした)
この後、防衛部長はご多忙にもかかわらず、学生の皆さんと昼食までご一緒してくださり、部隊で勤務していた時代の経験談などを気さくにお話してくれました。
(注:研修の受け入れをお願いしたのは、「新防衛大綱」がこれから決定するかどうかといった時期で、非常に業務が立て込んでいたはずだと思います 感謝に耐えません↓)
こんな感じで、今年の研修は終わったわけではありますが、今回の研修に参加してくれたみんなからは、「自衛官の仕事というものがイメージできた。」とか、「自分も将来、研修で懇談した先輩達のようになってみたい。」などと、良い感想をいっぱい頂くことができました
最後になりますが、最近は不況のせいで、「大学生や高校生の就職難がひどい」と言われて久しい状況です。
こんな状況では、学生さんたちは「夢」や「希望」もっての就職というよりも、常に「現実」と「不安」にさいなまれて就職活動や就職をする状態が続いているのではないかと思います。
「こんな世情なのに勝手なことを言って」とお怒りになる人もいるとは思いますが、自衛官募集を仕事とする私一個人の心情としてあえて言わせて頂けば、これから自衛隊の幹部になってくれる彼らには、ぜひ「夢」や「希望」を持って日本のために羽ばたいて欲しいと強く思います。
そして、この研修で見たことや聞いたことのわずかでも、将来、彼らが幹部になったときに何かしらの役にたってくれれば幸いです
2010年12月08日
マスコットキャラクターの公募終了しました!
みなさん、かなりご無沙汰してました いかがお過ごしだったでしょうか
ひさしぶりにブログの更新をしてみました
今回のネタですが、つい先日、我が自衛隊宮城地方協力本部で募集しておりました「マスコットキャラクター」の公募が終了しました
なかなか応募が来なくて心配だったのですが、「河北新聞」さんのご協力もあって、皆様に合計30点近い作品をご応募していただくことができました この場をかりてお礼を申し上げます ありがとうございました~~~~~
( 河北新聞さんが掲載してくださった記事はこちらからご覧いただけます)
これから急ピッチで選考作業を進めて、一日も早くマスコットキャラを誕生させたいと思いま~す
応募してくださったみなさん、選考結果につきましては追ってご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちください
そして、ブログをご覧のみなさん、結果を楽しみにしていてくださいね
続きを読む
ひさしぶりにブログの更新をしてみました
今回のネタですが、つい先日、我が自衛隊宮城地方協力本部で募集しておりました「マスコットキャラクター」の公募が終了しました
なかなか応募が来なくて心配だったのですが、「河北新聞」さんのご協力もあって、皆様に合計30点近い作品をご応募していただくことができました この場をかりてお礼を申し上げます ありがとうございました~~~~~
( 河北新聞さんが掲載してくださった記事はこちらからご覧いただけます)
これから急ピッチで選考作業を進めて、一日も早くマスコットキャラを誕生させたいと思いま~す
応募してくださったみなさん、選考結果につきましては追ってご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちください
そして、ブログをご覧のみなさん、結果を楽しみにしていてくださいね
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